
動物愛に溢れた重量ゲーは想像以上に重かった💦
目次
◤ スコア95 ◢
9/10
オススメ度
テーマが動物園と馴染みやすくも奥深いゲーム
10/10
難しさ
見た目以上にルールや細則が多いので導入が大変
10/10
リプレイ性
豊富なカードやマップの組み合わせは無限大
低い
運要素
カードと動物園マップとの相性によります
多い
準備時間
駒が多く、カードも豊富なのでシャッフルが大変
普通
干渉性
相手に干渉しないバリアントルール用意されている
ゲームの概要
動物園を経営して、さまざまな動物を集め動物園を運営していくゲーム。動物を集めるだけでなく野生に帰したりと、環境活動や収集活動みたいなことと併せて動物園を運営していきます。所要時間は2人で120分前後。
「囲い地」という柵のようなものを建設し、その建設スペースに合う動物たちを収容してポイントを稼いでいく流れになります。
各プレイヤーには動物園マップが配布されますが、マップによって地形や特典が異なるため、そうした特徴を活かしながら運営を行います。運営支援を行う後援者カードも駆使しながら、プレイヤー独自の動物園を作り上げて、3種類の得点を積み重ねていきます(勝敗に直接関わる点数は2種類)
動物カードが豊富に収録されているので、プレイする度に違った動物たちと出会い、毎回マップとの相性も考えながら戦略を練っていきます。
なお、本レビューでは拡張「マリンワールド」を入れたものになります。
マリンワールドを組み込むことで水族館を建設できるだけでなく、新たに動物カード(お魚たち)が追加されます。アクションカードも一部アップデートされ、プレイヤーごとに新たな固有アクションが付与されるようになります。
その他にもプレイヤーごとに異なる動物のコマに置き換わったりと、いくつか変更点はありますが、メインは水族館という新たな施設が加わる拡張になります。

このゲームに向いている人
さすがは重量級といった内容でした。
正直いって初見でのルールは複雑で、全体像を把握するのにとても苦労しました。知っている人に教えてもらうのが一番の近道だと思います。
BGGでは、1位の「ブラス・バーミンガム」の方が複雑と見られていますが、私の感覚では本作「アーク・ノヴァ」の方が複雑に思えます。ルールブックの文字量を見てもブラスより多く、読むだけでも時間が掛かりました。
プレイ時間も人数によって長くなります。2人で2時間弱、4人プレイではもっと長くなると思います。なので、最適なプレイ人数は2~3人くらいではないでしょうか(投稿時点でBGGでもベストプレイ人数は2人となっています)
このルールの壁さえ乗り越えられれば、非常にオススメしたいボドゲになります。
どんな動物を選んで、どんな形の動物園にするかを考えて実行していくのが楽しくなります。テーマが動物園ともあって馴染みやすい設定ですし、ルールさえどうにかなれば人を選ばずに遊べると思います。
相手を攻撃する効果も選択制のルールになっています。プレイヤー同士を干渉させたくない場合は、それに代わる効果を適用するルールが用意されている配慮には感服しました。こうすることで初見の方やレベル差に忖度することなく、より多くの方を対象にして楽しめるゲーム設計になっています。
ルールの壁と言っても、整理すると実際は至極単純だったりします。決められたアクションを選んで実行するだけですが、細かい処理でやや複雑になってる気がするので、網羅的に書かれたルールブックを見ると整理がつかず難しく見えるのだろうと思います。
しっかり重量級を楽しみたい、競争というよりもマイペースに自分の戦略で楽しみたい、2~3人で遊ぶ機会が多い場合に向いたゲームではないかと思います。
感想
得点の種類が3種類(訴求点、評判点、保全点)あり、それぞれの役割や獲得方法を理解するまで大変なのだろうと思います。説明書にもそれぞれの点数について書かれていますが、一読しただけではなかなか掴みきれないものがありました。
しかし何度も書きますが、アークノヴァ世界はその先に広がっています。
カードを得るたびに「この動物も欲しい」「この施設を建てたい」といった重量級らしい様々な欲求に駆り立てられていきます。
豊富なカードや効果、馴染みやすいテーマ、リプレイ性と、全てにわたってバランス良く仕上がっているゲームは希少です。
私たちは初めから拡張「マリンワールド」を入れて遊んでいます。
その理由は水族館だけでなく、「波」という追加ルールによって山札の回転を速くしたかったというのもありました。「波」によって捨札の数が多くなる結果、新たなカードと巡り合う機会も増えるという意味ではその通りの拡張でした。
ちなみに2人プレイで、波のルールを適用しても山札全体の1/3くらいしか回りません。
「波」によって獲得しようとしていたカードが流れてしまうなど、盛り上がり要素にもなるので、私たちは基本的に拡張を入れてプレイしています。
単純に水族館とお魚たちも入れたいというだけの理由でも良いと思いますが、魚たちにも独自のルールが追加されています。
拡張を入れることで覚えるルールが増えるのは間違いので、不安な方はやりながら拡張を入れない方が安全かと思います(というかそれが普通かなと)
重量級に慣れている人なら、すぐにでもプレイしてもらいたい一押しのボドゲであることは確かです。
私たちも久しぶりに何度でもやりたくなる重量級として「アークノヴァ」に魅了されています。
製品情報
スリーブ・収納
- カードサイズ:88mm×63mm
- 枚数:255枚+マリンワールド用81枚(差し替え分を除くと計298枚)
スリーブの必要性はあまりないように感じています。シャッフルが必要なのはゲームの準備中1回だけなので、シャッフル頻度がそんなに多くはありません(捨て札のシャッフルなど小さなシャッフルは随時発生する)
なので、カードの磨耗はそんなに早くないと見ています。
私たちはアークノヴァ本体の箱にマリンワールドを含めて全て収納したいのですが、なにしろカードが大量にあるので、スリーブによって更に厚みが出て収納に困ります。
山を作る時も厚みがあって大変なので、カードが磨耗してしまったらスリーブに入れるくらいの感覚で私たちはプレイしています。その際は背面が不透明のスリーブにし、傷などを隠せばプレイに影響ないかなと思っています。
- KMC カードバリアー (各色)

また既存の収納ケースが付属していながら、どのように収納するかまでは書かれておらず、色々と迷うかと思います…。
私の場合はタイルの分かりやすさ重視で、今の所は写真のような収納で落ち着いています(左側のケースには改造前のアクションで建設できる囲い地、右側はその他としました)
マリンワールドの拡張がなければ、爬虫類館や大型鳥類館を左側のケースに移動させるのが良いと思いますが、その辺りは適宜調整しながら、それぞれ分かりやすい、見やすい方法で収納して良いと思います ![]()






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